上層階を選ぶメリット

日当たりが良く景観が良い

日本の集合住宅の特徴として、最上階になるにつれて値段が高くなるという傾向にあります。なぜ上階になると値段が高くなるのかというと、簡単に言えば上階だからこそのメリットがたくさんあるからです。一番は上階に住むことによって、日当たりと景観が良いという特別感を得られることです。上階ともなると、ほかの建物の影響を受けづらいので上空から広い空間を望むことができます。特に花火イベントがあるときには、テラスに出るだけで他人に邪魔されずに独り占めできるのです。

そして他の建物に邪魔をされないということは日当たりが良いので、曇り空であっても灯りを付けなくて済むだけでなく冬の時も暖房を付けなくても温かく過ごせるので光熱費の削減につながります。ただ初夏から真夏にかけては温度が上がりすぎるので、エアコンの室外機には日陰を作るためにグリーンカーテンやすのこを設置し、窓には遮熱フィルムを付ける必要はあるのです。

プライバシーに関係せずに過ごせる

景観が良く日当たりが良いのが人気の理由の一つですが、もう一つの要素がプライバシーを気にせずに過ごせることです。上階になると下の階からは死角が多いので、人から見られるリスクは少なくなります。ただ周りの建物によっては、望遠鏡などでのぞかれるリスクはあるのでカーテンやすのこを設置することでリスクの分散を行うのが大事です。 上階になるほど壁からよじ登って侵入されるリスクが少ないので、下階に比べて防犯力があります。ただ100パーセント防げるわけではないので、窓には衝撃吸収フィルムと玄関は防犯ブザーやオートロックなど最新鋭の防犯装備を整えておくと安心です。 そして上の階になるほど値段が高くなるということは、それだけ利用する人は予算が潤沢でなければならないため限られてきます。そのため上階に住むことで、足音などの生活音を気にせずに過ごすことができます。